明けましておめでとうございます。
2014年です。新しい1年が開幕しました。
昨年、当社は、極めて重要な新しい挑戦を始めました。
「文理開成高校(千葉県鴨川市)の経営再建スポンサーとして、同校を再生・再建させる。
そのために、当社の学校経営力と運営力の総力を結集させる。」
という挑戦です。
破綻まで追い詰められた学校(学校教育法で定められた「第1条校」)を再生するというその挑戦は、前代未聞に近く、当初から厳しいことが予想されていましたが、幸いにも校長としてわが国の教育行政に大きな功績を残した鈴木寛元文部科学副大臣の実弟であり、政務秘書官として鈴木副大臣を支えた鈴木朝雄先生をお迎えすることができ、また和田理事長を始めとする八洲学園関係者の献身的なご協力と千葉県や鴨川市を始めとする地域の皆さまの温かいサポートを得られたこと、そして当社の東大ダイレクトからは多数の現役東大生ボランティアによる補習補講を実施できたこと、等により、文理開成学園の経営は何とか最悪期を脱し、徐々に明るい兆しが見えてきました。
私も同学園の理事長に就任し、その再生再建に全力を尽くしております。
勿論、まだまだ予断を許さない状況に変わりはありませんが、わが国の地方における中等教育の現場を再生するという大切な社会的使命を果たすべく、今年も一歩ずつ確実に前進してまいります。
(詳細については、文理開成高校のHPを参照。http://www.bunri-kaisei.com )
また、当社は2010年の創業以来、以下のビジョンを掲げてまいりました。
「学校の運営に係る各種業務を受託し、高品質な学校運営サービスを成果報酬型の圧倒的な低コストで全国の学校に提供、わが国の教育に貢献する」
これについても、当社のビジョンを理解し、ご賛同頂ける地方自治体との連携を模索し、一日も早く具体的な成功事例を打ち立てるべく、今年も全力を尽くしてまいります。
今年、当社は創業5年目を迎えます。
わが国の礎となる「教育」の更なる「質」の向上に向け、引き続き挑戦を続け、社員全員で力を合わせ、大きな成果を手に入れる1年にしたいと思います。
そして、やるからには、真剣に、真面目に、そして「楽しく」やりたいと考えています。
人間は幾つになっても、成長することが無上の喜びであり、「楽しむ」ことが何よりもその近道だと私は信じているからです。
当社の挑戦を引き続きご支援頂きますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
最期になりますが、皆さんにとっても、どうか今年が最高の1年となりますように、心からお祈り申し上げます。
2014年1月吉日
代表取締役社長
鈴木 淳